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2017年2月2日 拝啓、父上さま その1

昨年8月にこの世を去った、父上さま。

私が17歳のときに、
別の女性と家庭を持つために、ママと私のもとを去ったお父上。
それまでの所業の数々、
ママにとっては、ただただひどい男だったあなたですが、
その女性、新しい奥さん、サナエさんとの間に2人の子、長男、長女を設け、
こんどこそは幸せな家庭を築くのだと思っていました。

でもサナエさんは、子供たちが中学生ぐらいのとき、亡くなってしまいましたね。
まだ50歳代半ば。
アル中で。

あなたは、サナエさんがアル中で廃人同様になってしまってから、
大変苦しみ、アル中の家族の会などに出席し、
なんとか彼女を救おうとがんばっていましたね。
でも、その甲斐もなく、残念なことでした。
そう言えばあの頃、
彼女がアル中になったのは、自分のせいだと言っていたのを思い出します。
どういうことだったのか、深く聞かなかったことを後悔します。
いや、聞いていたところで、もはや他人、
年に一度会うか会わないかの、
亡くなる10年ほど前は、年賀状さえ途絶えた「元父と元娘」でしたから、
聞いたところでどうすることもできなかったですけれど。

男ヤモメになったあなたは、
2人の子、Y君とMちゃんに看取られ、
84歳で旅立ちました。
たくさんの病気に見舞われ、苦しんだようですが、
それなりに幸福だったんじゃないかと思っていました。

そして、亡くなってからあなたは、
私に思いがけないプレゼントをくれました。
あなたの遺言書に、
遺産相続人として、Y君、Mちゃんのほかに、私も入れてくださったんですものね。
おまけに、私が筆頭相続人。

思いもよらぬことでした。
それは、ママにひどいことをした罪滅ぼしなんだと解釈し、
感動し、ブログにも書いたものでした。
相続する金額は、大した額ではなかったし、
いただく筋合いではないので、
Y君とMちゃんにあげることにしたけれど、
あなたの気持ちが嬉しかった。
ママを苦しめたあなたが、
最後に、具体的なカタチで謝罪してくれた。
でもそれを受け取らないのが、私の矜持でもあった。

実に、丸く、カッコよく、収まった、そう思っていたのに…。


先日私のもとに、
一通の「特定記録」とやらが送達されてきました。
覚えのない法律事務所の弁護士が、差出人。

驚愕の事実が、書いていありました。

ねえお父上…、
ねえねえ、パパさん…、

オイ! このクソおやじ!

あんた、なんてことしてくれんねん。

(続く)


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