今日は、なんの予定も入っていない日だったので、
昼の銀座をひとり豪遊。
豪遊のメニューは、映画2本と、ラーメン(笑)
映画館は、シネスイッチ銀座。
金曜日がレディースデーで、なんと950円。
好きなタイプの映画がかかることが多いので、ちょいちょい利用してるよ。
今日観たのは、『すれ違いのダイアリーズ』と、『さざなみ』。
『すれ違い…』はタイの映画。
舞台は小学校の”水上分校”。水上生活をする漁師の子たちが集まる小さな小さな分校。
こういう舞台設定がタイならではで、面白かった。
物語は、ただただ清潔で美しい、すれ違いラブストーリー。予想通りのハッピーエンド。
心が洗われたよ~。
けどまあ、わざわざ映画館で見るほどのこともなかったかな(^-^;
950円ならまあいいかってのが、正直なところ。
『さざなみ』はイギリスの映画。
結婚45周年を祝うパーティを土曜日に控えた熟年夫婦のところに届いた1通の手紙。
50年前、夫の恋人が雪山で行方不明になり、その亡骸が温暖化によって氷が解けた今になって発見された、
という通知だった。
結婚45周年にして、図らずも夫の過去が知らされ、妻と夫の間に波立つ”さざなみ”。
無神経なまでに過去の恋人との思い出にふけり始める夫。
一見小さな”さざなみ”は、妻にとっては、ぬぐいがたく深い苦しみの波になっていく。
原題は”45Years"。
こと、この映画に関しては、邦題が素晴らしい!
主演のシャルロット・ランプリングは、『まぼろし』『スイミングプール』でもそうだったように、
鬱屈した女の悲しみを表現するのがものすごく上手い女優さんだと思う。
怒鳴り合いも愁嘆場もないけれど、シャルロットの静かな演技には終始緊張感がまとい、
それが、ラストシーンの一瞬でぱっと弾ける。
このラスト、秀逸。
映画の軍配は、圧倒的に『さざなみ』に上がりました~。
さて、この2本の映画の間に、ひとりラーメンを楽しんだわけだけど、
銀座で一番好きなラーメン屋、「ABCラーメン」。
靴やのチェーンみたいな名前はなんとかしてほしいけれど、
ここ、ほんとに美味しいのよ~。
ママとも入ったよね。
頼んだのは、銀白ラーメン。
ぎんぱい、って読むんだよ。
とにかく美味しい!
豚骨ベースのスープは胡麻の香りも素晴らしく、
麺は縮れ麺の固め。
青いお野菜はそのときどきで変わるけれど、今日はレタスが入ってた。
レタスもラーメンのスープには合うのよね~。
≪今日の1枚≫
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